日本と海外の国際学校間交流を促進し、
海外と日本地域をつなぎます。

interview

Case
04

訪問校: ラ・ウニオン高校 (ペルー)

受入校: 埼玉大学教育学部附属中学校 (埼玉)

2017年02月

日本で日本語を使い同世代との交流を通じて日本とペルーギャップ、日本人としてのアイデンティティーを感じてほしい !

先生

当校としての訪日教育旅行の目的は日本で日本語を使うこと。そして日本の文化・生活を体験するのが目的です。やはり日本語を使用するのは同じ年代の学生たちとの交流が使用しやすいというのがありますので、学校交流を一番メインに考えました。

学校交流ではJNTOさまの方にご協力を頂いて、私たちの二週間の日程の中で、上尾高校、越谷南高校、そしてこの埼玉大学付属中学校の3校さまが受け入れて頂きました。

実際に3校交流してみるとそれぞれ特色がありました。

今回の訪日教育旅行は学校としても初めてのプロジェクトになります。

実際には8月から9月頃には大きな計画として日本に行く・交流をするというのができていて、これは私たちの学校が全てお金を出すというのではなく、国際交流基金様の桜ネットワークで私たちの学校が認定校になっているので、そちらの方にプロジェクトで見せて、申請書を出して、助成金を出して頂くということで進めていきました。12月22日にJNTOの担当者様からこういう3校の交流校が決まりましたというお話が来て、その上でさくらネットワークさんに助成金の申請をしました。12月22日は学校の就業式の2日前で、私も夏休みに入る日前で、すぐということで3日間掛けて、交流校と空いている日の訪問先とかホテルの手配、飛行機の手配全てやって、第二次申請出して、概ね一月中旬にはOKとなりました。半年かけてのプロジェクトですが、実際には3日で考えて、2週間ぐらいで訪問する学校の校長先生や副校長先生と打ち合わせをしながら、埼玉県産業労働部観光課の皆さまに主に学校と連絡する前の打合せをして頂いて計画しました。

今回2週間のプログラムですが、私たちにとっては2週間というのが長いのか短いのかもわからなかったです。ただペルーから日本に来て片道24時間移動にかかりますので、それを考慮してスケジュールにしました。

私たちの希望では学校との交流が一番でした。何故かと言うと、ラ・ユニオン校は国際交流の受入を多くしています。日本から沢山お客様受けて入れているのです。研究や見学、アンケートなど全てほとんど受け入れています。あとは沖縄の名桜大学と協定があるので、卒業生は一人一年間無料で留学させて頂いています。3年前までは、10年以上北海道の倶知安の農業学校とは交換留学を毎年行っていました。

そういう中で日本に行くというのは学校としては初めてのプロジェクトで、これは今後も継続的にやっていきたいと考えています。

学校の考えとしては、うちの学校を卒業した生徒の半分は日本に行ったことがあるとうようにしていきたい。今小中合わせて全国生徒約1200人ですが、小学校が1年生から6年生まで、中学校が1年生から5年生まで、11学年全部で1200人。これはペルーの私立の学校では多い方です。入学希望者はすごくいるのですけれども、受け入れられないのですね。今年は校舎を一つの棟を増やして、もう少し受け入れられるようにしていく予定です。

今回の参加した16名は中学校4.5年生からそれぞれ8名の合計16名です。各担任の先生、日本語の先生、あるいは上の先生たちの選んだ生徒。尚且つ、親御さんたちが日本に行くことをOKですよと認めた人達を選んで連れてきました。連れてくる前は勉強会も開き、親御さんたちも3.4回ぐらい呼んでプロジェクトの話をしました。来るだけと言っても、パスポート取らないといけないですし、日本のビザを取らないといけない。日本のビザを取るのが大変でした。カナダ経由ですので、カナダのビザも取らないといけない。旅行会社とチケット・ホテル・保険・旅行の手配全部進めながらで、空いている日は私が知っているところに連れて行くと。京都の移動では旅行会社を使っていましたが、関東では旅行会社を使っていないので、大変でした。

今回の訪日教育旅行を通じて生徒たちには、学力というものではなくて、日本人の子供の時からの指導、規律正しく、整理整頓など感じてほしいと思っています。先ほどの交流会もそうですが、発表している間も日本の生徒は皆体育座りをして姿勢正しくおしゃべりしている人もいないと。ああいうところをなんとなく感じてくれればいいなと。電車の移動でもペルーの生徒には静かにするように言いましたけれども、日本では当たり前の事がペルーでは当たり前でいなと。そのギャップを感じて、更にあの子たちが日本でもっと勉強したいという気持ちが湧けば、もっと日本とペルーの懸け橋にもなると思います。あの子たちは日系の4世ですが、日本人としてのアイデンティティーがほとんどないのです。日系の学校として、「僕は日系の子孫なんだ」ということを感じて頂ければと思います。交流にはもっとお互いを知る時間があった方が良いですね。ただこの時期日本は受験の時期なので、入試の時期、一年の締めくくりの時期というのもあって、受入れて頂くだけでもありがたいと思いました。今回JNTOさんや埼玉県の方からマッチング・協力いただけたので大変助かりました。観光課の皆さんには常にアテンド頂き感謝しています。今回全てが初めてでしたので、お互いどこまで何をするかは未知の世界でした。これから少しでもお互い近づいていければと思います。