オンライン国際交流とは

オンライン国際交流とは、インターネットを通じて海外の学校と交流を行うことです。ウェブ会議ツールなどを使用し、自分たちの教室にいながらにして、遠隔地の生徒たちと同じ場所にいるかのように、相手の姿を見ながら会話をすることができます。

学校交流は、国際理解の促進や実践的な語学学習など、多くの教育的効果をもたらします。しかし新型コロナウイルスの影響により、多くの学校でそのような活動の見送りを余儀なくされています。
こういった状況を受けて、オンライン交流を行うことで、実際の訪問への期待感を高めたり、相手校との事前の関係構築につなげる学校が、近年増えています。

info オンライン交流プログラムの例

record_voice_over 1.プレゼンテーション
社会問題などのテーマ設定し、プレゼンテーションを行います。テーマについて事前に調査や資料作成を行い、交流当日に参加者に向けて様々なアプリケーションやメディアなども使用しながら発表します。
connect_without_contact 2.ディスカッション
設定されたテーマに対して、各々がその場で意見を出し合って議論を行います。オンラインでスムーズに進行させるため、人数に合わせてグループを分けて実施するなどの工夫が求められます。
home_work 3.文化紹介・近況報告
お互いの国や住んでいる地域、学校生活などについての紹介や、身の回りで起こったことや興味のあることなどの報告を行う、カジュアルな情報交換です。
queue_music 4.レクリエーション
ゲームやクイズ、音楽の演奏やダンスなどを通じて、楽しみながら交流を深めるプログラムです。言語に縛られず、誰もが簡単に参加できる内容にするのがポイントです。
palette 5.合同作品制作
壁画やウェブサイトなど、共同で作品を制作する交流です。同じ目的をもって作業を行うことで、お互いに一体感や達成感を得ることができます。

オンライン交流のメリット

オンラインで実施する国際学校交流ならではのメリットを紹介します。上手く活用することにより、実際の訪問交流をより有意義なものにすることも期待されます。

1 実際の訪問前に関係を築くことができる

オンライン交流を行った学校・参加生徒の多くが、プログラム終了後も相手校との交流を続けています。実際に訪問する前にオンライン交流を行い、同じ時間を共有することで、生徒たちの「現地での出会い」への期待感と意欲を高めることができます。

2 直接の訪問が難しい状況でも、海外の学校との交流が可能に

新型コロナウイルスの影響などにより往来が難しい状況下において、やむなく交流を停止していた学校との交流を再開(継続)できるほか、新たな交流のきっかけ作りとしてまずはオンライン交流を実施し、その後のリアル交流につなげようとする学校が増えてきています。

ポイントと注意点

オンライン交流を効果的に実施するためのポイントと、留意すべき注意点について解説します。

時差の考慮が必要 離れた場所同士で行うオンライン交流では、時差の考慮が必要となります。交流を行えるエリアは、ある程度限定されることになります。授業時間中の実施が難しい場合は、放課後の時間も活用することで、対象エリアを広げることができます。
インターネット環境や機器の整備 スムーズで効果的な交流を行うためには、Wi-Fiなどの通信環境、カメラやマイクなどの機器の整備が必要となります。参加人数に合わせて十分な機器を用意することは、オンライン交流を成功に導くための第一歩といえます。事前に機材の接続確認をしておくことも重要です。
事前の打ち合わせ 交流当日のスムーズな実施のためには、事前のしっかりとした調整が欠かせません。言語も異なる遠隔地とのやり取りになるので、齟齬のないコミュニケーションを行うためにも、メール等だけではなくビデオ会議も使って打ち合わせをするとよいでしょう。必要に応じて、打ち合わせの段階でも通訳を手配しておくと安心です。
当日のスケジュール管理 実際に訪問しての交流に比べ、オンライン交流は60分~90分程度の短い時間で行われるケースが一般的です。そのため、時間管理がより重要となりますので、事前に入念な打ち合わせやリハーサルを行っておくことが求められます。

よくある質問とヒント

オンライン交流の時間はどのくらいですか?
JNTO
交流校同士によって様々ですが、リアル交流より短い傾向にあります。自治体への聞き取り調査では60分~90分という回答が多くありました。詳しくはこちらをご覧ください。
オンライン交流のプログラムはどのようなものがありますか?
JNTO
学校や学生の年齢によって様々です。詳しくはこちらをご覧ください。
オンライン交流でよく使用するツールはどのようなものがありますか?
JNTO
交流校同士によって様々です。詳しくはこちらをご覧ください。また、交流相手の国・地域によって使用可能なツールが限られている場合がありますので、交流相手が決まったら、交流先に確認してください。