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「訪日教育旅行オンラインセミナー」を開催しました!

お知らせ
2021.01.13
米国の日本語学習者数は世界第8位(166,905人)と訪日教育旅行市場の中でも有望な市場となっております。

JNTOロサンゼルス事務所では、例年「American Council on The Teaching of Foreign Languages(ACTFL;全米外国語教師協会)」が主催する言語・語学イベントへのブース出展及びセミナーによる情報提供を行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響によるイベント内容の変更を受け、今年は新たな取組として米国で日本語教育に携わる教員及び教育関係者の皆さまに向けて訪日最新情報やネットワーキングの機会を提供するため、「訪日教育旅行オンラインセミナー」を以下の通り開催しました。

開催概要

  • 名称:2020 Visit Japan Online Educational Travel Seminar(訪日教育旅行オンラインセミナー)
  • 主催:日本政府観光局(JNTO)ロサンゼルス事務所
  • 日時:2020年12月3日(木)4:00pm~5:30pm *米国現地時間
  • 実施形式:Zoom(Web会議システム)を活用したウェビナー方式
  • 対象:北米で日本語教育に携わる教員及び教育関係者 67名
  • 講演者:(公財)東京観光財団、(一社)長野県観光機構、(公財)大阪観光局、京都府、(公財)兵庫県国際交流協会、奈良県、和歌山県、IACE TRAVEL

当所として教育旅行をテーマに掲げたオンラインセミナーは初めての試みとなりましたが、予想を上回る67名の教職員の皆さまに米国各地からにご参加いただき、教育旅行を通じた訪日意欲の興味・関心の高さを改めて感じることが出来ました。

セミナーでは、当所による日本の最新情報や安全対策等の紹介に加え、講演者からはコロナ後の「ニューノーマル」における取り組みのほか、訪日教育旅行に係る各種支援制度や受け入れ事例についてもご紹介いただきました。

終了後のアンケートでは満足度が90%を超え、参加者からは「日本の自治体が教育旅行を推進していることは知らず、コネクション形成の良い機会となった。今後の教育旅行や留学支援の参考としたい。」「教育旅行のプログラムや支援に関する情報が不足しているため、今後も継続的な開催を期待する。」といった声も多く聞かれました。

また、「今後、教育旅行の旅先に日本を選択してもらうためには何が重要か?(複数回答)」という質問に対しては「価格/コスト」が最多の32件となり、次いで「日本側の学校の受入れ体制」が27件、「日本の感染状況に関する情報」が23件、「日本の感染防止対策に関する情報」が20件となりました。そのほか、「滞在中に生徒が感染した場合の緊急対応策」などもあり、全体的に「安全面に関する情報」の需要の高さがうかがえました。


今回の機会を通じて、参加者の皆さまからは継続した情報提供を希望する声が多く聞かれたため、オンラインセミナーの定期的な開催を検討して参りたいと思います。



プレゼンテーションのスライド


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JNTO訪日教育旅行受入促進窓口
JNTO市場横断プロモーション部
訪日教育旅行受入促進窓口(日本語・英語対応)
TEL:03-5369-3336
E-mail:education@jnto.go.jp
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