主な交流目的

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学校プロフィール

校名 学校法人上田学園 上田西高等学校
学校区分 私立中学校  (共学校)
所在地 長野県 (北陸・信越)

ウェブサイト open_in_new

学校交流詳細

実施時期 2016年9月実施
自校における海外研修 あり(短期・長期留学、海外修学旅行の実施等)
受け入れ連携体制 松本観光コンベンション協会 open_in_new

交流相手校

所在地 オーストラリア
学校名 St Eugene College
学校区分 私立中学校  (共学校)
交流相手校の人数 生徒17名、教員3名

location_city日本滞在日程

羽田空港~東京~長野~京都~関西空港  5泊6日
1日目 羽田空港着、東京観光
hotel東京都内(ホテル)
2日目 松本市(そば打ち体験と昼食、松本城見学)
hotel松本市内(ホテル)
3日目 八ヶ岳(山頂周辺坪庭散策)
長門牧場(牧場見学、昼食)
立岩和紙の里(団扇作り体験)
hotel上田市周辺(ホームステイ)
4日目 学校交流(上田西高校)
hotel上田市周辺(ホームステイ)
5日目 大王わさび農場(わさび畑見学)
松本市(時計博物館見学、松本七夕人形づくり体験)
京都へ移動
hotel京都市内(ホテル)
6日目 京都観光
関西国際空港出発

交流プログラムの詳細

10:00

歓迎セレモニー

  • 両校長挨拶
  • 記念品交換
  • 上田西高校 生徒挨拶、和太鼓披露
  • セントユージンカレッジ 生徒挨拶、合唱披露
  • 両校の生徒ペア発表
11:00

昼食(カフェテリア)

12:00

上田西高校ECC部(英語コミュニケーションクラブ)

  • 地域伝承文化についてのプレゼンテーション
13:00

クラブ活動体験

  • 柔道
  • 剣道
  • 茶道
  • 華道
  • 書道
15:50

折り紙体験

16:00

フェアウェル・インタビュー

  • ウェルカムバナーに写真貼り付け、寄せ書き
  • 記念品贈呈
17:00

お見送り

教員・生徒の感想

location_city教員の感想・成功のためのアドバイス

上田西高等学校(長野)山口 裕恵先生 ECC顧問
上田西高等学校 ECC顧問
山口 裕恵 先生

特別なことは何もしていない。普段の活動を披露することで喜んでもらえる。それが一番のモチベーションです。

柔道部や剣道部、茶道部、書道部を30分ずつローテーションで回り、日本文化を体験してもらうプログラムは10年前から続けています。

当時、修学旅行で行ったグアムの学校で、あちらの生徒とウチの生徒がペアを組み、ココナッツ編みや、チャチャダンスなどをグループごとに回って体験するということをさせてもらいました。各部活動にグループごとに受け入れてもらい、ローテーションで回る形が一番いいよってグアムの先生にアドバイスを頂き、それはいいなと思ったんですね。それからはずっとやっています。このノウハウを得たのは大きかったですね。

短時間で効率よく巡るので海外からの交流生も楽しいですし、部活の生徒たちはある意味専門家ですからクオリティの高い体験ができるわけです。

生徒たちは、普段の活動を披露するだけで特別なことをする訳ではありません。

でも海外の生徒たちから、すごいねって言われて喜んでもらえると、自分たちってすごい事をやっているのかと思いますよね。自分たちがやってきたことを評価してもらえると、励みになるし、嬉しい。

私たちにとっても、保護者の方々にとっても生徒たちが楽しんでやっているということが一番のモチベーションです。

もちろん、異文化の難しさを感じることもあります。

インドネシアの交流生を受け入れた時のことですが、感情を表してくれないんです。簡単なインドネシア語、英語、日本語で話しかけても言葉が通じない。楽しんでくれているのかどうかわからなくて、不安になりました。

帰国後に「すごく良かった。ぜひ姉妹校になりましょう。」と連絡を頂いたんです。

実はすごく喜んでいたんですね。でもそれがわからなかった。

この体験は勉強になりました。日本人も海外に行って、ちゃんとコミュニケーションとらないと、喜んでいるのか、そうでないのか、自分たちにやってくれたことが向こうの人にもわからないから、ちゃんと表現しないとだめだよね。こんなに違う文化の人たちに会えてよかったね。と生徒たちと話しをしました。

様々な国の様々な文化を知ることは、自分たちのことを見つめなおす機会にもなるんですね。

上田西高等学校(長野)桜井 達雄 校長
上田西高校 校長
桜井 達雄 校長

国際交流を通して生徒たちは生きる力を養っている。だからこれからも大事にしていきたいと思っています

当校では、学力向上、クラブ活動、生徒会活動、国際交流の4つの領域を生徒が活躍する舞台という意味でステージと呼んでいます。

3年間在籍する間にどれか一つのステージでも集中して頑張ったなというものを見つけましょうと呼びかけています。国際交流も学校としての大きな柱ですので、お話しがあれば積極的に受け入れて、お互いに幅を広げていきたい。

平均すると1、2か月に1回の割合で受け入れています。職員も生徒もこのような交流があることは日常的に普通なことになっています。

交流先は県からの紹介が一番多いですが、それ以外でも色々なチャネルから受け入れています。たとえば姉妹校。姉妹校はオーストラリアだけでなく中国にもあります。また修学旅行で訪問した学校が、次にわが校を訪れ、毎年交流を行うようになったり、部活動同士で交流が始まる例もあります。

国際交流を希望して入学してくる生徒も増えていますね。

最初は恥ずかしがっていた生徒も、しばらくすると自然に仲良くなっている。英語を話せる子もそうでない子も同じです。教室に交流生がいることは特別なことではないので、心の壁もなくなるんだろうなと思っています。これは実は非常に重要なことだと思います。子どもたちはこれから社会に出て、国や文化、思想や立場など様々な違いを持つ人々と多く出会うことでしょう。そこでコミュニケーションがきちんととれるかとれないかで、人生が大きく変わってくると思うんですよ。

海外からの生徒との交流を通して、子どもたちは生きる力を養ってもらっていると思いますね。これから生きていくうえで、すごく財産になっている。どこに行っても生活できるような、元を作っていると思う。だからこれからも大事にしていきたいと思っています。

ピーター オートン先生
St Eugene College
ピーター オートン先生

美しく素晴らし自然があるこの地で、沢山の経験をしてもらいたいと思っています

言葉を学ぶことは教室でも可能ですが、その言葉を真の意味で身につけるには、24時間、その言葉での環境で過ごし、習得したい言葉を生で聞いたり、話したりすることが必要だと思っています。

教育旅行で日本を訪れるのは今回が2回目になります。長野県の教育旅行プログラムを採用した理由は、団扇作りなど多くの文化体験が出来ることです。

オーストラリアは歴史的に若い国ですので、日本のような文化背景を持ちません。日本での多くの文化体験は生徒たちに非常に良い体験になると考えています。

また、一部の生徒は今まで親元を離れた経験がなかったので、彼らにとってこの教育旅行は独立心を育てる良い機会になると思いますね。

日本は安全で皆とても親切です。しかも長野は緑が豊かで自然が素晴らしい。

生徒たちにはこの旅行で出来る限り沢山のことを経験してもらいたいですね。

location_city児童・学生の感想

上田西高等学校(長野)小林 春奈さん
上田西高校 3年生 ECC所属(英語コミュニケーション部)
小林 春奈さん

英語が話せない友人もどんどん関わろうとしてくれる。それが嬉しい

ECCに入部したのは昨年11月、オーストラリア留学から帰国してすぐでした。今までにインドネシア、フィジー、アメリカ、インドネシア、台湾、オーストラリアの6校を受け入れてきました。

受入れの1、2週間前になると準備で大変ですが、回数を重ねていくうちに、みんな慣れてきて、楽しみながら交流プログラムを作っています。英語が話せない友人もどんどん関わろうとしてくれるようになったことが嬉しいですね。

最初の頃は失敗したこともあります。私は歓迎セレモニーで司会を担当しているので、事前に式典の英語の台本を作ります。あいさつや進行の言葉は考えて準備は完璧にしたつもりでした。でも本番で校長先生や海外からの先生方を登壇させたいけど、その言葉がすっかり抜けていて、「何て言うんだろう。適当に言ったら失礼になるし、どうしよう…」と焦ったことがありました。

それからは、式典での人の動きをイメージして、英語に訳すようになりました。

大学生になったら韓国に留学したいと思っています。韓国や中国って少し仲が良くないイメージがある。でも実際に行って会ってみないとわからないと思うんですよ。自分で行ってイメージを変えてみたいですね。

上田西高等学校(長野)工藤 栞奈さん
上田西高校 2年生 ECC所属(英語コミュニケーション部)
工藤 栞奈さん

勇気を出して言えばきっと何かが変わる。言わなければ何も始まらない

英語が好きで海外の映画も好きなので同じ趣味の人にも会えるかなと思い、ECCに入部しました。1年生の1月から半年間ニュージーランドに留学して、アートや写真の勉強をしてきました。ニュージーランドって道ですれ違うとハーイって挨拶するし、全然知らない人でも、そのシャツいいね。なんて言ったりするんですよ。

最初はちょっとびっくりしたけど、畏まらなくってフレンドリーなところは良いなって思ったんです。

交流を通して自分が変わったなと思える点はコミュニケーション力です。

もともと、凄いシャイで日本人でも初対面の人は緊張して話せなかった。でも留学を通して「とりあえず話してみよう」と思うようになりました。

思ったことは口に出して伝えてみようと。グアムからの交流生にも、思い切って興味があることを尋ねたら私と同じ映画が好きなことがわかりました。それからは映画の話で盛り上がって、今でもその子とはSNSを通して話をしています。海外の映画が好きな友達が周囲にいなかったので、同じ趣味の友達ができたのは嬉しいですね。

勇気を出して言えば何かが変わる。何も言わなければ、何も始まらない。今ではそう強く思っています。

来年は自分が部長になるので、今までとは違う、大きなことに取り組もうとプランを考えています。ECCだけじゃなく全校生が海外からの生徒と交流して楽しめるようなことをしてみたいですね。

上田西高等学校(長野)藤沢 翔さん
上田西高校 1年生 ECC所属(英語コミュニケーション部)
藤沢 翔さん

日本との違いを感じられる。それが交流での楽しさ

友人の影響で英語が好きになり、将来は通訳の仕事につきたいと思っています。

英語を身に着けたい人は外国人と話す機会が沢山あるので、すごくいい環境だと思います。オーストラリアのほかにも、インドネシア、アメリカの高校生との交流を体験しました。

交流での楽しいところは、日本人との違いを感じられるところですね。ビデオを上映した時も日本人があまり笑わないところで笑うし、面白いと感じる場面が違うことを発見しました。

とにかくみんな明るくて、フレンドリーで、すぐ仲良くなれるのがいいです。日本が好きな人には、日本の話をするとすごく喜んでくれて、盛り上がります。日本の文化である、折り紙や柔道を楽しんでもらえるとすごくうれしいです。

アリシア ファッグさん
St Eugene College
アリシア ファッグさん

まったく違う習慣に戸惑ったけど、その違いが多くのことを私に気づかせてくれた

日本に来る前は、日本人は忙しくて、日々慌ただしく過ごしていると思っていました。でも実際に来てみると、みなさんとても落ち着いていて、ゆったりと生活しているように見えました。

それに非常に礼儀正しく、お互いを尊重して、譲り合うところが、本当に素晴らしいと思います。

日本での変わった体験と言えば食べ物でしょうか。例えばオクラ。私は今までオクラを食べたことがありませんでした。

また、家の中でのスリッパの履き方とか、食事の前に「頂きます」と挨拶するなどの生活習慣も、オーストラリアとは違うので慣れるまで少し大変でした。

日本での交流は私に多くのことを気づかせてくれました。日本と日本文化の奥深いところまで体験さえてもらえる訪日旅行は、有意義で素晴らしいものだと思います。

ブライス デブリンさん
St Eugene College
ブライス デブリンさん

日本の学校での交流やホームステイが、文化や言葉に対する知識を深め、視野を広げてくれた

今回の訪日旅行で一番楽しかったことは、ホームステイで日本の家族と一緒に過ごしたことですね。挨拶や礼儀作法など、日本の習慣はオーストラリアとはかなり違います。私が最も面白いと感じたのはお辞儀です。

また、様々な美しい景色を見ることができました。山や緑が豊かなこの街の景色は私が住むオーストラリアにはないものです。

反面難しかったのは、日本のみなさんが話す日本語のスピードが速くて、時々ついていけなかったことです。

ホームステイ先の家族やこの学校の先生や生徒のみなさんとの交流は、私の視野を広げ、日本文化と日本語の知識を増やしてくれました。オーストラリアで勉強をしてきた日本語を実際に活用できたのと、それによりさらに自分の日本語力が上がったことはとても嬉しいですね。

訪日教育旅行の様子