日本と海外の国際学校間交流を促進し、
海外と日本地域をつなぎます。

学校交流事例 /Case 1 2016年9月実施

訪問校: St Eugene College (オーストラリア) 生徒17名、教員3名

受入校: 学校法人 上田学園 上田西高等学校 (長野県)

特別なことは何もしていない。普段の活動を披露することで喜んでもらえる。それが一番のモチベーションです。

柔道部や剣道部、茶道部、書道部を30分ずつローテーションで回り、日本文化を体験してもらうプログラムは10年前から続けています。

当時、修学旅行で行ったグアムの学校で、あちらの生徒とウチの生徒がペアを組み、ココナッツ編みや、チャチャダンスなどをグループごとに回って体験するということをさせてもらいました。各部活動にグループごとに受け入れてもらい、ローテーションで回る形が一番いいよってグアムの先生にアドバイスを頂き、それはいいなと思ったんですね。それからはずっとやっています。このノウハウを得たのは大きかったですね。

短時間で効率よく巡るので海外からの交流生も楽しいですし、部活の生徒たちはある意味専門家ですからクオリティの高い体験ができるわけです。

生徒たちは、普段の活動を披露するだけで特別なことをする訳ではありません。

でも海外の生徒たちから、すごいねって言われて喜んでもらえると、自分たちってすごい事をやっているのかと思いますよね。自分たちがやってきたことを評価してもらえると、励みになるし、嬉しい。

私たちにとっても、保護者の方々にとっても生徒たちが楽しんでやっているということが一番のモチベーションです。

もちろん、異文化の難しさを感じることもあります。

インドネシアの交流生を受け入れた時のことですが、感情を表してくれないんです。簡単なインドネシア語、英語、日本語で話しかけても言葉が通じない。楽しんでくれているのかどうかわからなくて、不安になりました。

帰国後に「すごく良かった。ぜひ姉妹校になりましょう。」と連絡を頂いたんです。

実はすごく喜んでいたんですね。でもそれがわからなかった。

この体験は勉強になりました。日本人も海外に行って、ちゃんとコミュニケーションとらないと、喜んでいるのか、そうでないのか、自分たちにやってくれたことが向こうの人にもわからないから、ちゃんと表現しないとだめだよね。こんなに違う文化の人たちに会えてよかったね。と生徒たちと話しをしました。

様々な国の様々な文化を知ることは、自分たちのことを見つめなおす機会にもなるんですね。

上田西高等学校
山口裕恵 先生 ECC顧問

学校交流1日の流れ

10:00 歓迎セレモニー
・両校長挨拶
・記念品交換
・上田西高校 生徒挨拶、和太鼓披露
・セントユージンカレッジ 生徒挨拶、合唱披露
・両校の生徒ペア発表
11:00 昼食(カフェテリア)
12:00 上田西高校ECC部(英語コミュニケーションクラブ)
・地域伝承文化についてのプレゼンテーション
13:00 クラブ活動体験
・柔道、剣道、茶道、華道
15:50 折り紙体験
16:00 フェアウェル・インタビュー
・ウェルカムバナーに写真貼り付け、寄せ書き
17:00 お見送り

お出迎え

歓迎セレモニー

昼食

クラブ活動体験/書道

クラブ活動体験/柔道

クラブ活動体験/茶道

クラブ活動体験/華道

クラブ活動体験/剣道

寄せ書き

St Eugene College 訪日教育旅行 日程

1日目 羽田空港着、東京観光
2日目 松本市(そば打ち体験と昼食、松本城見学)
・宿泊(ホテル)
3日目 八ヶ岳(山頂周辺坪庭散策)
長門牧場(牧場見学、昼食)
立岩和紙の里(団扇作り体験)

・宿泊(ホームステイ)
4日目 学校交流(上田西高校)
・宿泊(ホームステイ)
5日目 大王わさび農場(わさび畑見学)
松本市(時計博物館見学、松本七夕人形づくり体験)
京都へ移動

・宿泊(ホテル)
6日目 京都観光
関西国際空港出発

ホームステイで2泊。学校交流ではNoと言わない。それが強みなんです

初めて訪日教育旅行というマーケットがあることを知ったのは2009年です。翌年2010年にはシンガポール、2011年にはオーストラリアに営業を始めています。シンガポールは年に4,5校、オーストラリアはこの1年で6校来てくれています。

オーストラリアは第二外国語に日本語を選択する生徒が非常に多い。今回のように日本語クラスの教育の一環として訪日するケースが多いので、今後も訪日教育旅行マーケットの営業の必要性を感じています。

オーストラリアには訪日教育旅行を専門に扱う会社があって、そことタイアップをしています。彼らが日本に求めることは、ホームステイが2泊できること。1泊は普通のホテルで2泊はホームステイの3泊4日のプログラムを作れるかということでした。

なぜホームステイ2泊なのか?ホテル2泊でホームステイ1泊だともっと、いろいろなプランが提供できるのにと尋ねてみたところ、子どもたちは1泊目は緊張する。2泊目でやっと打ち解けるということと、子どもたちに「行ってきます。ただ今」を言わせたいとのことでした。

松本観光コンベンション協会
山石徹 さん